羽毛についての疑問 デュエットタイプとは?マス目は多いほどいい?買ったらすぐやるべき3つのこと

掛布団の選び方

羽毛布団についてはこれまでいくつか記事を書いてきましたがまだまだ語り足りないことがたくさんあります!笑

今回は以下の3つに絞ってお話させていただきます。

①羽毛のキルトパターン:デュエット(2枚合わせ)タイプについて
②羽毛のマス目の数について
③買ったばかりの羽毛でやってほしいこと

 



〇羽毛のキルトパターン:デュエット(2枚合せ)について
まずはキルトパターンの一つ、デュエットについてロクな説明ができていなかったのでご説明させていただきます^^;

↑のように2枚1組で使用します。
「デュエット」とは2枚合わせという意味で、春・秋用の合掛け布団と夏用の肌掛け布団に分かれており、冬場はこれら2枚を1組にして使用します。こうすることで1年中同じ布団を使えるうえ、収納にも有利です。

また、ご夫婦で眠る際に寒さを感じる温度が違う場合がありませんか?
そういった微妙な時期にも暑がりな旦那さんに肌掛け布団を、寒がりな奥さんに合掛を使い分けることでさらに効率よく使うこともできます。

肌布団・合掛布団をそれぞれタオルケットや毛布を組み合わせることで本当に1年中快適な組み合わせで使うことができるので非常に便利なお布団です。
特に冬場に有利で、肌掛け布団を下にして使うことで通常の1枚の布団よりも肌沿いが良く、温かい空気を逃がしにくくなります。また、2枚の間に空気層が生まれより一層温かく使えますよ!。

↑のようなボタン付きのヒモ?が同封されているものや、布団自体にボタンがついている場合もあります。物理的に一つにまとめてしまうので上下の布団がズレることはありません
補足ですが、メンテナンス面でも分割させることでそれぞれで洗うことができるものも多いので綺麗好きな方にもおすすめですね^^

※過去のキルトに関する記事はこちら → https://cele-ske.com/umou-kiruto/168/

 



〇羽毛布団のマス目について

羽毛布団はキルトによって部屋が分かれています。
そのマス目の数が多い方が良いのか少ない方が良いのかという議論が起きることがあります^^;

一般的にはマス目が多い方が肌沿いが良く体にフィットします。
その一方でクールスポットと呼ばれる温かい空気が逃げる部分が増えるので保温性は少し下がることになります。

逆にマス目が少ないとクールスポットは減らせるので保温性は高くなりますが、マスの中で羽毛が偏ってしまう可能性があるのと肌沿いは少し悪くなります。

どちらも一長一短なのでどちらが優れているというものではありません
強いて言うならば、マス目の多いキルトは夏布団向け、少ないキルトは秋~冬用向けといった程度でしょうか^^;

その両方のいいとこどりをしているのがツインキルトであったり上でご紹介したデュエットのようなキルトタイプですね。

 



〇羽毛布団を買ったらまずやってほしいこと

羽毛布団を買ったらまずやってほしいのは…
①まず、ケースから出す
②布団を軽く振って布団の中の空気を入れ替える
③横からやさしくパフパフ叩いて空気を含ませる

上記の3点です。
羽毛布団は梱包されて運送される過程で中の羽毛が押しつぶされた状態で袋に入っています。
この状態のまま長期間保管してしまうと、羽毛が本来持っている力を発揮できなくなってしまいます
なので購入して上に届いたらなるべく早く上記の3点を実践してみてください。
たったこれだけで、羽毛の臭いも軽減できますし、いい状態で長く使うことができるようになります

 



いかがだったでしょうか。
今回は羽毛布団について、個別で記事にするには微妙な項目を3つほどご紹介させていただきました。
毎日使う物なのに寝具については謎が多いのも事実。
出来るだけいろいろな情報を出し惜しみせずに提供できるようにしていきますので今後ともよろしくお願いします。

それはまた!

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