敷布団を選ぶ基準は?敷布団に求められる5つの役割

敷寝具の選び方

皆さん敷布団をどんな基準で選んでいますか?
「値段」「寝心地ですか」それとも「ブランド」?
いろんな条件があると思いますが、今回は敷布団を選ぶために覚えておきたい5つの基準をご紹介します。

①保温性能
②寝姿勢の保持性能
③湿度のコントロール性能
④体圧分散性能
⑤耐久性

まず1つめは「保温性能」です。
ごく当たり前のことですが、寝具とは基本的に眠るときの防寒具です。
保温性が無ければそもそも寝具として役に立ちませんよね。
ほとんどの敷布団は問題ないのですが、ごく一部のマットレスなどに、通気性ばかりを追求しすぎた結果、冬場寒いというものが存在しますので念のため覚えておいてください^^;

2つめは「寝姿勢の保持性能」です。
これは敷布団にとって最も重要な要素と言っても過言ではありません。
正しい寝姿勢を保持することで眠りの質を向上させ、腰痛・肩コリ・首コリなどの原因になりづらくなります。また、正しい寝姿勢を得られる敷布団を手に入れることが、あなたに合った枕を手に入れる近道になる可能性が高いのです。

3つめは「湿度のコントロール性能」です。
これは割と見落とされがちな項目なのですが、「寝苦しさ」に最も関連があるのは温度ではなく湿度だと言われています。
気温が高くても湿度が低く保たれていればぐっすり眠れることもあります。
特に敷布団は敷きっぱなしにするとカビが生えてしまったりするので湿度の管理はとても重要です。
吸湿性の高い素材(綿や羊毛)を選ぶか、パンチング(穴あけ加工)を施したウレタンフォーム、またスプリングマットレスなども湿気のコントロール性能には優れていると言えます。

4つめは「体圧分散性能」です。
どういう性能かと言いますと、「体の一部分に体重が集中すること」を避ける機能です。
例えば畳にそのまま寝転がったとします。このまま何時間も寝てしまうと腰が痛くなってしまいますよね?これはつまり腰に体重が集中してしまったために起きた腰痛です。
敷布団は適度に沈み、体重を均等に支える機能が必要なのです。
体圧分散性能に優れるものとしては「低反発」のウレタンフォームが挙げられます。
もともとNASAでスペースシャトルの強烈なGから宇宙飛行士を守るために開発された素材なので上質なものともなれば非常に高い体圧分散性能を誇ります。
しかしながら寝具としては欠点もありますのでそれだけで選ぶのは早計だと言えそうです。

5つめは「耐久性」です。
これはコストパフォーマンス(使用1年あたり価格)にも影響します。
5000円だけど2年しか持たないもの(2500円/年)よりも、1万円するけど5年持つもの(2000円/年)の方がコスパは良いと言えそうですよね?
わたの敷布団の場合、価格は安いですが耐久年数が低いのでコスパを比較すると少し高いマットレスと大差ないことがあります。
どうせなら良い寝具で寝た方が睡眠の質も上げることができる可能性が高いの耐久性も含めて検討してみてはいかがでしょうか?

 



いかがだったでしょうか。
敷布団についても枕と同様、人によって合うものが違うので判断するのが難しいものです。
上記の5点を踏まえ、あなたにとって最良の敷布団を探してみてはいかがでしょうか。
敷布団と枕については可能ならば是非店頭でお試しすることをお勧めしますよ^^

今回の記事が少しでもあなたの寝具選びの助けになれれば幸いです。

それではまた!

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