今回はいびき対策で近年注目を集めている「横向き寝」に特化した枕を3つご紹介をさせていただきます。
いびきは主に仰向けで眠っているときに多く起きる現象です。
枕の高さが合っていなかったり、鼻が詰まっていたり、お酒や肥満などの様々な要因で引き起こされ、多くの人を悩ませる症状です。
悩ましきいびきの原因は様々ですが、対策として最も簡単で効果が大きいのが「横向き」で眠ることなんです。
横向き寝には主に2つのメリットがあります。
横向き寝のメリット① いびきを抑制し、呼吸を深くすることで睡眠の質が上がる可能性がある
仰向けで眠る場合と比べて重力で舌が落ちて喉(気管)を圧迫されることがないので呼吸がスムーズでき、ぐっすりと眠れると言われており、事実多くの医師もいびき対策には横向き寝を推奨しています。
呼吸をするという意味においては最も優秀な寝姿勢であると言えるでしょう。
横向き寝のメリット ② 眠る向きによって内臓に負担をかけることを防ぐことができる
右向きで眠るか左向きで眠るかどちらが良いかは諸説ありますが、どうやら仰向けで眠るよりも内臓への負担が少ないという研究結果が多いようです。
まだはっきりとした共通認識はできておりませんが「なんとなく横向きは内臓に優しい」というのはわ分かっており、睡眠時無呼吸症候群や逆流性食道炎の改善効果も期待できると言われています。
ここからは上記のようにメリットが多い横向き寝をしやすくする枕をご紹介させていただきます。
まずはこれまで何度かご紹介させていただいているこだわり安眠館さんの「横寝上手枕」です。
実はこちらの枕、商品研究のために買わせていただいたことがあるのですがすごく印象が良く気に入っている枕の一つです。
特徴は耳が当たる部分に設けられた「イヤーポケット」が耳に優しくフィットして圧迫感がなく、なんとも気持ちがいいのです。
また、横向き寝推奨枕の中でも寝返りをすることを想定して作られているので実は仰向けでも快適です。笑
西川さんと寝具のネット通販大手であるこだわり安眠館さんが共同開発しており、武蔵野大学名誉教授の橋本修左先生が推奨されているようにちゃんとデータを取って開発されているのがよくわかります。
【評価】
横向き寝安定度 ★★★☆☆
寝返りのしやすさ ★★★★☆
使った時の快適性 ★★★★☆
個人的おすすめ度 ★★★★☆
非常にバランスが良い枕。横向きに特化しすぎないところが良くも悪くもポイントです^^
お次はこちら。フランスベッドさんの「スリープバンテージピロー」です。
このよくわからない特殊な形状ですが、頭だけでなく、首・肩・背中をサポートすることで正しい横寝姿勢をサポートしてくれるという画期的な枕です。
お昼の情報番組でも紹介されて話題になりました。
使い方としては穴が空いている部分に耳を当てて横向きで眠ります。
基本的には正しい横向き寝の姿勢で眠れるので快適なのですが、難点もあり寝返りがほぼ不可能です。笑
強制的に横向きで眠らされることになるので睡眠時無呼吸症候群の対策として使うなど、「どうしても横向きで寝たい」人向けですね。
【評価】
横向き寝安定度 ★★★★★
寝返りのしやすさ ☆☆☆☆☆ ←ほぼ不可!
使った時の快適性 ★★★☆☆
個人的おすすめ度 ★★★☆☆
完全横向き寝特化の特殊枕です!特化型なので横向き寝には大変優れておりますが、通常の寝姿勢は作れず寝返りもできないので強い意志をもって使うことをお勧めします。笑
最後はこちら。cocochi factoryさんの「横向き寝専用枕」です。
今回個人的には一番おすすめです。私、眠る際は結構横寝の時間が長い自覚があるのですが、腕の置き場に悩んでおりました。この枕は腕が枕の下にすっぽりとフィットし、それが更に頭の安定性にもつながるという一石二鳥の効果に驚いた枕です。
「横向き寝専用」という謳い文句ですが、仰向け寝でもそれほど悪くなく、寝返りもちゃんとできます。ただし、やはり基本はどちらか横向きで使うのが正しい感じがしましたね!
調節機能もあり本体丸ごと洗えるので枕としての基本性能もしっかりしています。
【評価】
横向き寝安定度 ★★★★☆
寝返りのしやすさ ★★★★☆
使った時の快適性 ★★★★☆
個人的おすすめ度 ★★★★★ ←腕のフィット感がイイ!
1つ目の横寝上手枕と甲乙つけがたいですが、横向き寝の質はこちらが一枚上手、仰向けも諦めたくないなら横寝上手枕枕、といった感じでしょうか…。
いかがだったでしょうか。
今回はいびきに効果が高い「横向き寝」を推奨する枕を3つご紹介させていただきました。
今回はも選定は非常に悩みましたが、見た目や機能も加味してこの3つに絞りました。
本当に 枕は種類が多く奥が深く、自分でいろいろ選んでいて迷子になることがあります。笑
理想の枕を1つ探すのも良いですが、意外と色々枕をその時の気分や体調に合わせて使い分けるのも良いですのでいろいろ試してみてはいかがでしょうか。
それではまた!
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