今回は枕の選び方についてです。
人気の枕形状の解説と、どんな人にどのタイプの枕がおすすめかを書いていきます。
それではどうぞ!
★どんなタイプの枕があるのか?
まずは枕の形状にはどのようなタイプがあるのか、思いつく限りで8タイプに分類してみました。
① スタンダード:袋タイプ
② 分割部屋型タイプ
③ 中央くぼみ型:綿・パイプ
④ 複合素材・高さ調整型
⑤ ウレタンフォーム:モールド型
⑥ ウレタンフォーム:複合型
⑦ 超特大タイプ
⑧ ジェルタイプ
①スタンダード:袋タイプ
一般的な枕の形状のひとつです。
袋状に生地を縫い合わせ、ポリエステル綿やパイプなどの中材詰めてあるだけのシンプルなものです。
※上下で素材を分けているようなものもあります!
特徴としては見た目がシンプルでスタイリッシュであること、誰が使っても違和感が少ないことなどが魅力ですが、一方で高さの調節ができない、寝姿勢が安定しないなどのデメリットがあります。
見た目と価格を重視して枕を選んでいる方にお勧めです。
代表的な人気商品は以下↓ ↓ ↓
②分割部屋タイプ
こちらは①のタイプの進化型といった感じです。
袋の構造をいくつかの部屋に分割し、中に入れる素材の量を調整したり、種類を変えたりすることで寝心地に変化を付けられます。
また、組み合わせによっては頭の位置を安定させる効果があり、寝姿勢も安定させることができるので、①のタイプでは「頭の位置がしっくりこない」という方にはこちらのタイプがおすすめです。
デメリットとしてはこちらも高さが調整できないタイプが多いので、ご自身でタオルを敷きこむなどの工夫が必要になります。
中でも寝心地がGOODなものはこちら↓↓↓
③中央くぼみ型:綿・パイプ
こちらも①の発展型です。
枕の中央部分にくぼみを作り、その部分に頭が収まるように設計することで寝姿勢を安定させます。
頭の位置が定まると、首のカーブに沿った位置に枕をしっかりと当てることができるので「頸椎安定枕」という呼ばれ方をされる場合もあります。
②より少しコストが低く作ることができるので、安く頭の位置を安定させたい方にお勧めです。
①②と同様に高さ調整はできないものがほとんどです。
④複合素材・高さ調整型
こちらは一気に高級・高機能タイプになります。
枕の生地内部にブロックを設け、それぞれに別の役割を与えて最適化するという睡眠科学的なアプローチを施された枕となります。
首元は頸椎を安定させ、再度部分は高めに盛って横向き寝に対応させるなど、組み合わせによって多種多様な人の頭部に合わせることが可能となります。
また、細かく高さ調整も可能なものが多いのでご自身で細かく調整し、お気に入り枕を作ることも可能です^^
デメリットとしては構造が複雑な上、作るのに膨大なテストと素材の研究が必要な為、値段が高くなってしまうところですね…。
何度も登場していますが、個人的おすすめ枕は↓↓↓
⑤ウレタンフォーム:モールド型
ウレタンフォームを型に流しいれて固めたタイプです。
型さえ作ってしまえば形状を自由に設定できるので、複雑な形状でも実現することができます。
メジャーな商品にテンピュールがありますが、こちらは低反発のウレタンフォーム使ったタイプです。
それ以外にも高反発のタイプやうつ伏せ寝にまで対応した特殊な枕もあります。
このタイプの人気商品は以下↓↓↓
⑥ウレタンフォーム:複合型
こちらはウレタンフォームをベースに他の素材を組み合わせてより専門性の高い形状をを実現しているタイプです。
ウレタンフォームの形状自由度の高さを生かしながら異素材と組み合わせることで高さ調整を可能にしたり、横寝にしっかりと対応させたり、弱点を補ったりすることができるので非常に快適で性能の高い枕を作ることができます。
デメリットとしてはやはり価格が高くなってしまう部分がありますので、お財布と要相談ですね。笑
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⑦超特大タイプ
トゥルースリーパー:セブンスピローや昭和西川:ギガ枕に代表される超特大枕です。
上記2商品は過去に比較記事を書いておりますので詳しくはこちらを参考にしてください。
→ https://cele-ske.com/big-makura/220/
一般的に大きな枕のメリットはマットレスとの隙間をきっちりと埋めてくれる為、体圧分散性に優れます。
また、横にも広いため、寝返りをしてもしっかりと枕があるという状態を作ることができるので安心して寝返りをすることができます。
冗談のようですが、無意識でも寝返りに不安感があるとそれだけ眠りが浅くなってしまうので「安心感」というのはとても大切です。
大きいということはやはり安心感につながるってことですね。
デメリットは価格と収納時やメンテナンスがしにくい点ですね。これは大きいからこその悩みです…。
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⑧ジェルタイプ
最後はジェルタイプです。
2020年に大流行した「座っても卵が割れない」クッションの枕版だと思っていただいて大丈夫です。
実際はクッションに使われるものよりもかなり柔らかいものなので別物ですがこちらも通気性が高く、洗えて清潔に使えます。
しかしながら、かなり重さがあるためメンテナンスしにくく、ボヨボヨとした感触に賛否が分かれます。
個人的にあまり好きな寝心地ではなかったので軽くだけご紹介しております。
正規品と普及品を比べてみましたが、ほとんど違いが無いので安い普及品のリンクを貼っておきます^^;
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いかがだったでしょうか。
今回は8タイプに分けてみましたが、枕の種類はもはや星の数ほどあって分類も把握も難しい状態になっています…。
リンクにはインターネット通販で人気があったり、評価の良い商品を集めているつもりですが、個人的な趣味・趣向が反映されていることをご了承いただければと思います。
今回の記事があなたの枕選びのお役に立てれば幸いです。
それではまた!
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