羽毛布団の洗濯やクリーニング、日頃のメンテナンスの注意点とは?

寝具のお手入れ

今回は羽毛布団に限ったお洗濯やクリーニング、収納方法など様々なメンテナンスについてお話してみようと思います。

羽毛布団のメンテナンスってどうしたらいいの?というご質問をいただくことがあります。
そこで巷でよくある間違いに注意しながら正しいメンテナンス方法を確認していきましょう。



〇羽毛布団の干し方〇

お布団は天日に干すとお日様の匂いがして気持ちが良いですよね!
しかしその天日干し、羽毛布団には注意が必要なことをご存じですか?

羽毛布団には一般的に「ダウンプルーフ」と呼ばれる羽毛が生地の間から吹き出さないようにする加工を施しています。
実はこのダウンプルーフ加工、日光(紫外線)によって徐々に劣化していき、羽毛が吹き出してくる原因となってしまいます…。
そこで羽毛布団を干す際は陰干しするか、布団カバーを掛けたままの状態で短時間(2~3時間程度?)の天日干しを心がけるようにしてください。

また、紫外線の他にも干す際に気を付けてほしいのが布団たたきなどで布団をパンパン叩かないことです。
布団を叩くと生地が傷み、紫外線と同様羽毛が生地から吹き出す原因になりますのでご注意ください。
布団についたほこりやごみを落としたいときは、やさしくなでるように払って落としましょう^^



〇羽毛布団の洗濯方法〇

冬用の羽毛布団は基本的に洗濯できないものがほとんどです。
一部のダウンケット(肌掛け布団)やデュエット(2枚合せ)タイプのものはご家庭やコインランドリーで洗濯できるものもありますが、冬用の分厚いタイプ(中身が1.0kg以上)は基本的にご家庭では洗えないと思っていただいた方が確実です。

本質的なことを言いますと、羽毛布団の中身は水鳥の羽毛なので洗っても少々問題ないのですが、なかなか乾かないので「洗濯NG!」という表記になってしまいます。

だからと言ってコインランドリーでザブザブ回して隣の乾燥機に放り込むような乱暴なメンテナンスは控えてください><
布団類には必ずと言っていいほど「タンブル乾燥禁止」のマークが入っています。
「タンブル乾燥」とはコインランドリーにあるような熱を加えてグルグル回すタイプの乾燥機です。
ドラム式洗濯機についている乾燥機もこのタイプに分類されます。
残念ながらこれも生地を傷める原因になってしまい、最悪の場合生地が破れて羽毛が吹き出してしまうことにもなりかねないので羽毛布団には使わないようにしましょう…。

それでも羽毛布団を洗いたいという綺麗好きなあなたはこちらの羽毛専門クリーニング業者に出して下さい^^ ↓ ↓ ↓

〇羽毛布団の収納方法について〇

羽毛の収納については以前もご紹介しましたが、注意点は主に以下の3つです。
①通気性のある収納袋に入れよう!
②押し入れの一番上に置こう!
③圧縮袋の仕様はやめておこう!

羽毛布団は「呼吸する寝具」とも呼ばれ、通気性が無い環境や湿気が多い状況を嫌います。
収納する袋は通気性が高いものを選びましょう^^

また、圧力によって中の羽毛が傷みやすくなるので重いものの下に置くような保管方法は避けてください。
コンパクトに収納できる圧縮袋についても、羽毛布団には使用しない方が布団を長持ちさせることができます。
理由は上記の2点と同じで通気性が悪く、大きな圧力がかかることのダブルパンチですね^^;

詳しくはこちらの記事にまとめておりますので気になる方はどうぞ。
→ https://cele-ske.com/umou-syuunou/203/

また、おすすめの布団収納袋はこちら↓↓↓
掃除機で吸うような強い圧力はNGですが、これくらいなら許容範囲…!

いかがだったでしょうか。
今回は羽毛布団に絞ったメンテナンス方法についてご紹介させていただきました。
お洗濯、布団干し、クリーニング、収納とそれぞれの項目で注意点があるので是非覚えておいてください。

それではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました