創業450年以上!なぜ西川の寝具は長年選ばれ続けるのか?

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皆さん寝具を選ぶ際、何で選びますか?
素材や自分に合うかどうかはもちろん、人によっては「ブランド」で選ぶという方がいらっしゃいます。
寝具のトップブランドというと、フランスベッドやシモンズなどマットレスメーカーのほかに、「西川」という総合寝具ブランドが有名です。

サッカー界の“キング”三浦知良さんや日米で二刀流を披露している大谷翔平さんなどのトップアスリートも愛用する「Air エアー」シリーズをはじめ、多種多様な一流寝具を擁するブランドです。

近江商人として蚊帳の販売から事業を拡大した老舗ブランド「西川」ですが、数年前までは東京西川、大阪西川(西川リビング)、京都西川の3社に分かれていたのですが、統合されて「西川株式会社」になりました。※ちなみによく似た名称ですが、「昭和西川」は途中で枝分かれした分家のようなもので別会社です!

 



ではなぜ西川の寝具は長年にわたり愛され続けるのでしょうか。

西川が愛される理由3選

①「三方よし」近江商人の精神
②眠りのプロフェッショナル集団が作る科学的根拠に基づいた寝具作り
③自社に厳しい基準を課す「西川基準」

①つめ、西川の創業者「西川甚五郎」さんは近江商人の出だと言われています。
近江商人の精神として「三方よし」の心得が有名です。
「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の3つの「よし」に由来します。
意味は、売り手と買い手双方に利益があり、社会貢献もできることが良い商いであるという考え方です。
睡眠の質が悪化している現代においては健康寝具に注力しており、自社の利益だけでなく、睡眠の改善を寝具からアプローチすることで社会貢献をするという考え方がベースにあるのです。
商品を販売することで人々の眠りが改善され、それで得た収益を使って研究開発を重ね、さらに良い寝具を開発するというサイクルで企業として存続しているものだと思われます。

ただ高い寝具を売ってるばかりではないんですね!←怒られるぞ

②つめは自社内に「日本睡眠科学研究所」という研究施設を有しています。
睡眠に関する生理学的な見地から、様々な機器を用いたデータ分析により、より良い眠りを目指した商品開発が行われています。
睡眠について科学的データに裏打ちされた寝具というと一気に信頼性が上がりますよね。
企業の歴史に胡坐をかくことなく、真摯にモノづくりと良い寝具の普及に注力する姿が人々を惹きつけるのかもしれません^^

③つめは自社に厳しい基準を課す「西川基準」というものが存在します。
基本的に商品によって「業界基準」というものが決まっているのですが、それをクリアするだけにとどまらず、自社で設けたさらに厳しい基準を作ってそれを順守するというモノづくりへの熱いプライドも持ち合わせています。

例えば羽毛布団であれば「洗い」工程の基準である清浄度(最近は洗浄度とも)の基準が業界基準500mmに対して倍の1,000mmを基準としています。※すすいだ水の透明度を測る試験。臭いに大きく影響。
他にも表の情報には出ておりませんがダウン比率も他社よりもより厳格な基準で選ばれています。
製品には「許容範囲」というものがあるので、例えばダウン85%の商品であれば少しの誤差(例えば83%程度)であれば85%として表記できてしまいます。
西川の国産羽毛布団であれば、これを「製品段階で検査して85%が出るように」作られるのだそうです。
通常羽毛原料は加工するごとにダウン比率が下がります。これは加工時に少しずつ羽毛が痛むためで仕方がないことなのですが、西川基準ではそれが許されないそうです。
強気な価格はこういった見えない努力に裏打ちされていたんですね!

いかがだったでしょうか。
ここまでプライドと技術・設備・お金をかけたモノづくりをする企業も珍しいのではないでしょうか。
ここで紹介した魅力は西川の魅力のほんの一部ですが、寝具を選ぶ基準の1つにしていただければと思います。
「西川の寝具って高いんだよなー」と思っている方、これだけの努力をしていい商品を作ろうとしていることを知っていただければなと思います。

あ、ちなみに私は西川の製品は好きですが、別に西川の回し者ではございません。笑
しかしながら西川の寝具が気になった方は↓のURLから公式ショップを覗いてみてください!

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それではまた!

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